2017年01月30日
コーディルテクノロジー株式会社

SMTP/IMAPメールコネクターにGmailのアカウントを登録すると、ユーザー名とパスワードが正しいのに接続検証に失敗します。

エラーの内容は以下のようなものです。

検証失敗
内容
SMTP 失敗 (Error: Invalid login: 534-5.7.14 https://accounts.google.com/signin/continue?sarp=1&scc=1&plt=XXXXXXX<br534-5.7.14 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
534-5.7.14 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
534-5.7.14 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
534-5.7.14 XXXXXXXXXXXXXXXX> Please log in via your web browser and
534-5.7.14 then try again.
534-5.7.14 Learn more at
534 5.7.14 https://support.google.com/mail/answer/78754 XXXXXXXXXXXXXXXX – gsmtp)
IMAP 失敗 (Error: Authentication failed)

Gmailに使用するGoogleアカウントがユーザー名とパスワードによる認証をSMTP/IMAP接続に対して許可しない設定になっていると、本エラーが発生します。以下でユーザー名とパスワードでの認証を許可する方法を紹介しますが、Gmailアカウントをお持ちの場合は、下記に紹介する設定変更は行わず、SMTP/IMAPメールコネクターの代わりにGmailコネクターを使うことをおすすめします。

Googleアカウントでユーザー名とパスワードでの認証を許可する方法1

  • アプリパスワードを使用する方法です。
  • 2 段階認証プロセスを有効にしているGoogleアカウントで、この方法が使用可能です。
  • 手順
    1. Gmailにログインする
    2. アカウントアイコンをクリック
    3. 「アカウント」ボタンをクリックして、「アカウント情報」のページに移動する
    4. 「ログインとセキュリティ」のリンクをクリックして、「ログインとセキュリティ」のページに移動する
    5. 「アプリパスワード」のリンクをクリックする
    6. 「生成」ボタンの左のプルダウンメニューで「その他(名前を入力)」を選んで、”Codyl Connect SMTP/IMAP”など、ConnectのSMTP/IMAPメールコネクターに使用したことが後から見て解る名前を付ける。
    7. 生成ボタンをクリックしてSMTP/IMAPコネクター用のアプリパスワードを生成する。
    8. ConnectのSMTP/IMAPメールコネクターのパスワードに、上記で生成したアプリパスワードを設定する。

Googleアカウントでユーザー名とパスワードでの認証を許可する方法2

  • 「安全性の低いアプリの許可」を有効にして、SMTP/IMAPでGoogleアカウントのパスワードを使った認証を許可する方法です。
  • 2 段階認証プロセスを有効にしているGoogleアカウントではこの方法は使用できません。
  • Googleアカウントのセキュリティレベルを下げることになりますので、ご注意ください。
  • まれに、この設定を行っていても、GoogleがConnectからのアクセスを、不審な端末からのアクセスと判断し、認証に失敗するケースがあります。この場合、Gmailに「他のユーザーがあなたのパスワードを使用しました」というメールが到着する場合があります。
    1. Gmailにログインする
    2. アカウントアイコンをクリック
    3. 「アカウント」ボタンをクリックして、「アカウント情報」のページに移動する
    4. 「ログインとセキュリティ」のリンクをクリックして、「ログインとセキュリティ」のページに移動する
    5. 「安全性の低いアプリの許可」を有効にする