管理者が各会議室(ビーコン)検出の最大距離を設定している場合は、会議室に居るかどうかは次の条件で判定しています。
条件:設置したビーコンからの電波をスマートフォンで受信できており、かつ、受信した電波の電波強度から計算した距離が最大距離以下であること。
しかし、スマートフォンの機種や動作状況によって誤差が発生し、電波強度から計算した距離が、実際の距離よりかなり大きい数値となることがあります。設定した最大距離が十分に大きくない場合は、会議室に居るにもかかわらず、行き先掲示板や行動履歴に会議室が表示されないことがあります。
例えば次のような状況が発生する場合があります。
会議室(ビーコン)検出最大距離設定 | 5m |
実際の距離 | 約2m |
アプリがフォアグラウンドで動作中 | 検出距離が1~3m程度となり、検出距離≦最大距離のため、会議室にいると判断される。 |
アプリがバックグラウンドで動作中 |
検出距離が、ときどき10m以上となり、検出距離>最大距離のため、会議室にいないものと判断される。 ※ バックグラウンド動作中も実距離に近い1~3m程度の距離で検出されている場合は、会議室にいると判断される。 |
このような状況が頻繁に発生する場合は、最大距離の設定を削除するか、十分大きい値にしてください。